花が咲く3月、芸能界は‘サセンペン’で一度疲弊した。 グループ‘JYJ’の写生ファン暴行論議と共にあらわれた写生ファンたちの実態は十分に衝撃的だ。 スターにファンはなくてはいけない重要な存在だ。 だが、スターに向かった愛情が執着に変わる瞬間、ファンはこれ以上ファンでない敵になることもできる。 スターに向かった曲げられた愛、度を越した写生ファンたちの実態と論議を覗いて見た。
熱狂ファン?過激ファン?ストーカー?サセンペンの正体
サセンペンは自身が好む芸能人の一挙手一投足を分かるために昼夜なしに追いかけて生活する過激ファンをいう。 事実サセンペンの歴史はアイドルの歴史とともに始まったといっても過言ではない。 1990年代中盤、アイドル グループが人気を得て彼らを組織的・一生懸命に支持するペンドムが形成されたしスケジュールだけでなく所属会社や宿舎、家の前まで訪ねて行って‘兄さん’を待つファンたちが生じた。 ‘スターの私生活を追うファン’としてファンたちの間で‘写生’だと呼んだことが時間が過ぎてファンの一種類と呼ばれることになったのだ。 かなりの人気があるグループは夜通し宿舎の前に陣を敷いている写生ファンたちのために何度も引越しをしなければならなかった程に当時にも写生ファンたちの過激はすごかった。 サセンペンの存在は今更いことでない。 だが、彼らが具体的にどんな行動をするのかどうかに対してはあちこちで‘カドラ’でだけ飛び交うだけ知らされたことがなかった。 だから今回の事件を通じて明らかになった写生ファンたちの実態はより一層衝撃的だ。
JYJ |京郷新聞フォトバンク
グループJYJのサセンペン暴行論議がふくらんで二日後、チリでワールドツアー中だったJYJが現地記者会見を行って論議に対して口を開いた。 JYJメンバーが明らかにした写生ファンたちの行動は大衆の常識を跳び越えるものなどだった。 メンバーら車両に位置追跡期を付着して移動経路を把握して、メンバーらの顔を見るためにわざわざ接触事故を出すことも頻繁にあることであった。 個人情報盗用は基本に複製フォンを作って通話内容を露出させて誰と連絡するのかも掘り出た。 宿舎に頻繁に無断侵入して個人物を撮影してさらに寝ているメンバーにキスを試みる猟奇的な行動もはばからなかったというと誰か見ても正常なファンの範疇を越えた非正常的な行動だ。 このような写生ファンたちの執拗な監視の下‘窓の桟ない監獄に住むような’ストレスが積もって暴行論議まで続くことになったとのこと。 JYJのメンバーキム・ジュンスは“どこに行っても一方的に囲まれてカメラに撮られて録音されて嘲弄されることが反復されながら日常が崩れてしまった”として“言葉では言いようのない苦痛の中で最小限の人間的な人生をお願いする”と訴えた。
‘写生タクシー’、‘写生スポンサー’、想像を跳び越える写生ファンたちの世界
事実時代を問わずスターの過激ファンはどこにでも存在してきた。 好む芸能人に対して少しでもさらに知りたくて近く行きたい心はあるファンたちや同じことであろう。 問題はその方法と程度が想像を跳び越えるほど深刻な水準であり、それによって該当芸能人に加えられる人権侵害と精神的苦痛が非常に大きいということだ。 自身の下着を芸能人のカバンに入れておいたり深夜スターのデート場所に追いかけて行って“明日朝早く放送があるともうそろそろ送ってくれ”と話すのはいっそ可愛らしいほどだ。 宿舎鍵をコピーして平然と宿舎に出入りして駐車場にCCTVを設置して‘兄さん’が何時に家を出て行って入ってきたのかチェックするなど犯罪水準に近い私生活監視行為が成り立つ。 芸能人のほおを殴ったり夏ずっと爪を育てて該当芸能人にわざわざ傷をつけて肉でも持つという心理は‘猟奇的’という話でなければ何で表現することができるだろうか。
芸能人を追う方法も多様だ。 朝から夜まで芸能人らを追うファンたちが多くなるとすぐに写生ファンたちを専門的に積み出す‘写生タクシー’が生じた。 写生ファンたちを焼いて芸能人のスケジュールにより動くこれらがサセンペン4名を焼いて半日の間受けるお金は20万ウォン程度、一日収入は40,50万ウォン程度だ。 一度に大金を取りまとめることができて企画会社や放送局、美容室、宿舎で当てるばかりになっていても料金を受けられるためにこのような‘社宅’だけ専門的にするタクシーがソウルにだけ100台余りがあると分かった。 ファンたちの年齢と所得水準が高まって写生ファンたちにお金を与えて情報を得る‘写生スポンサー’も登場した。 普通時間的余裕がない会社員ファンたちで写生ファンたちにタクシー費や食事代を与えて自身が好む芸能人がどこで何をしているかをはじめとして動線と会う人、身なり、表情まで写真と文字を通じてリアルタイムで報告を受ける。 受ける金額により写真jangsuや情報の質が決定されるというとかなりの便利屋センターを彷彿させる。
サセンペン、どうして生ずるか
このようなサセンペンはなぜ生じるのだろうか。 ‘兄さん’に少しでもさらに近く行きたいという欲で始まったこのような行動は他のファンたちとの競争の中で引き立って見えたい個人的心理と芸能人との摩擦、接触を通じて自身と該当芸能人が特別な関係でもなったような錯覚に陥ることから始まる。 写生ファンたちは芸能人の反応を楽しむ。 写生ファンたちの間で‘兄さん’と目が合ったり悪口を聞くのは勲章と違わない。 だから非難と蔑視を受けても引き続き該当芸能人を刺激することになることだ。 そのような行動でスターとの親密なよしみを誇示したい心により一層執拗に私生活を暴くことになって、‘私だけ分かる高級情報’を掘り出ようと写生ファンたちの間で‘単独’競争が儲け負けたりもする。 そのように掘り出たスターの私生活はインターネットとスマートフォン、SNSを通じてあっという間に広がっていく。 波及力も大きくてファンたちの間での競争はより一層深刻化される。 私生活侵害に寛大な韓国社会特有の文化もサセンペンを量産する原因になる。 我が国では個人の私生活に関心を持つことがたびたび‘親しみの表現’と受け入れられたりするが芸能人の場合、公認という理由で私生活に対する保護を受けるのが難しくてより一層被害が大きくなるということが専門家の話だ。
サセンペン処罰は?
最近国会を通過した軽犯罪処罰法改正案に‘持続的いじめ(ストーキング)’との項目が追加された。 来年1月1日から発効されるこの改正案により写生ファンたちが犯すストーキングも処罰可能対象になるということが専門家たちの予測だ。 だが、法的措置でその間写生ファンたちと芸能人が払ってきた‘声ない戦争’が幕を下ろすことが出来るかは未知数だ。 芸能人および企画会社関係者たちは“サセンペンは対処しにくい存在”と話す。 犯罪水準に近い私生活と人権侵害にもかかわらずサセンペンを告発することは容易ではないことであるためだ。 大部分スターになる前から見てきた熱いファンが多くて何よりファンという名前で呼ばれていること自体が告発や法的処罰を迷うようにする理由だ。
葬儀場であった彼女の顔には明らかに悲しい光が歴然だった。 いくら‘スターの敵’になったサセンペニラもその本質には偶像に向かった愛情と関心が席を占めているだろう。 何が本当に自身とスターのためであることなのか悟って一歩退いて粘り強い応援を送る美しいファンだということが必要な時だ。
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