
先月30日に亡くなった韓流スター、パク・ヨンハさん(享年32)の献花式が18日午前10時、この日に全国ツアーの東京公演を行うはずだった有楽町の東京国際フォーラムで始まった。

『パク・ヨンハ コンサートツアー2010 〜STARS〜』のステージを再現した祭壇には、昨年7月発売のアルバム『ONCE IN A SUMMER』の際に撮影され、韓国での葬儀で遺影として使われたモノクロ写真がカラーに引き伸ばして飾られた。会場には献花式開始前に4000人が列をなし、ホール内にはファンの涙と嗚咽の入り混じった泣き声が響いた。

開場前にはヨンハさんの遺族から母、姉、義兄が花をたむけ、交流のあったミュージシャン・つんく♂も祭壇に手を合わせた。ステージに設置されたスクリーンには同ツアーで先に終えた3公演で撮影された写真をスライドショーで映し、6月発売のアルバム『STARS』の楽曲も流された。縦150cm、横120cmに引き伸ばされた遺影の隣にはヨンハさんの私物で同ツアーでも使用していたギブソン製のアコースティックギターが置かれ、献花台にはファンからの白いカーネーションが続々とたむけられている。
ファンには会場に徹夜で並ばないよう事前に呼びかけられており、一番乗りのファンは始発の電車で朝5時から並んだ。来場者には、6月26日の埼玉・川口公演のアンコールで撮影された写真に遺族代表パク・ヘヨン氏のメッセージが添えられたポストカードが配られる。関係者によると、他国の故人の献花式を日本で行うことは異例。日本での所属事務所アップフロントエージェンシーでも過去に例がなく、献花式は終了予定時間の午後6時を過ぎても、なおファンが多く集まっている場合は延長も視野に入れている。
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